bambini の日常生活の練習のお仕事の一つに「珈琲を淹れる」お仕事があります。

豆を一杯珈琲ミルに移して、豆を挽き、挽いた粉をドリップして珈琲を淹れる。

大人から見たら、大した事のない作業に見えるかもしれません。

しかし、このお仕事は子ども達に大人気です。なぜでしょう。

このお仕事には、子ども達が自分自身を育てる要素が沢山詰まっているからです。

豆をすくってミルに移すという運動。

手と目を協応運動です。ミルに豆を注ぐと「カラカラ」と素敵な音も聞こえます。珈琲豆の良い香りをを嗅ぎながら、素敵な音に耳を傾けます。視覚・触覚・嗅覚・聴覚を刺激します。

豆を挽くという運動。

bambini の珈琲ミルは、ミル上部についた取っ手を水平に回すタイプの物です。豆を挽く動きはとっても力が必要で、また日常生活にはなかなかない手の動きなので、新しく出会う動きに子ども達は夢中になります。そして、豆を挽くと「ガリガリ」とさっきとはまた違う音がします。

この豆を挽く運動は、つまみを握るという手先の動きだけではなく、肩から手を使います。また、かなりの力を要するので体幹もしっかり使う必要があります。手先を器用に使う為には、肩をしっかりと使っておく必要もあるので、その点を考えてもとても子どもの成長に良い運動です。

この行程も、こどもたちが五感を駆使することは言うまでもありません。

珈琲をドリップする

珈琲ドリッパーにフィルターの端を折ってフィルターをセットします。折り紙が苦手な子も、このフィルターなら「自分で折る!」と必ず言います(笑)丁寧に端を折って指でアイロンをかけて、いざセット。指先だって出番がある素敵なお仕事です。

挽いた豆を丁寧にフィルターに移したら、次は熱湯を注ぎます。陶器のティーポットに入っているお湯を、ポットの蓋が落ちないように左手の指で押さえ、慎重に熱湯を注いでいきます。

この作業は、あえて熱いお湯を使用しています。陶器の横を軽く触ると本当に熱いのが分かります。子どもたちは「本物」を前に、より真剣に、より慎重にお仕事を進めます。

お湯を注ぎ、挽いた豆がふんわり盛り上がり、良い匂いが漂います。子どもたちは感動し興奮しますが、更にお湯を慎重に注がなくてはいけません。熱いお湯が入っているので子どもたちは自分の精神をコントロールするんです。

誰かに言われてではなく、自らを自らの意思で律する。こういった体験の積み重ねが積極的規律を育てます。

また、ポットを持ちお湯を注ぐ手、蓋が落ちないように押さえる手、左右の手に注意の分散をしなければならないし、絶妙な力加減が必要なこの動きを考えると、子ども達にとって非常に実り多い作業行程です。

最後に振る舞う

これは、珈琲です。子ども達は「誰かの為に」珈琲を淹れます。振る舞われた親御さん達は、薄くても濃くてもこの珈琲を「美味しい。ありがとう」と感激しながら味わってくれます。誰かの役に立つことが大好きな子ども達。とっても誇らしげです。

このお仕事をした子ども達は、この後とても充実感に満ちています。

自分自身を成長させ、人を感動させる「珈琲を淹れる」お仕事。だから、子ども達は大好きなんですね!

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当教室は、軽度発達障害・ASDなど、また診断は無くとも発達に何らかの躓きを持ったお子様にお通い頂けるモンテッソーリ教室です。香川県 高松市で、モンテッソーリ教育で療育を実施する唯一の教室です。

体験教室は随時行っております。

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